Reikaの徒然草(改)

つれづれなるままに…ヅカ感想メインのブログ。ヅカ以外のことも語るよ。

生田くん、マジありがとう!株爆上がり! ー望海風斗 サヨナラショー感想ー

や〜ちんたらしているうちにあっという間に雪組終わっちゃったし、あっという間に公演中止になっちまった…。

私、ただいま仕事の都合で平日は再び毎日の出勤を強いられているんですが、この公演中止を雪組期間中にぶっ込まれてたら多分メンタルやられて前後の見境なく仕事のボイコットしたと思います、いやマジで。

幸か不幸か私は4月に観劇の予定をぶっこみまくった(fffライビュ含め2回、エリザガラ’07雪組モーツァルト!に加え、急遽ロミジュリB日程と、エリザガラ’98宙組のチケットをご縁があっていただくことができました)のと、ロミジュリと無理っ辛ハウスのチケットが取れなかったので、今回の緊急事態宣言には何も引っかかっていないのですが、そもそも雪組公演が終わってしまった喪失感がひどすぎて、正直現実世界に戻れてない、ってのが本音(笑)。

そんなわけで(どんなわけ?)、そんな喪失感のひどい雪組公演感想シリーズラスト、サヨナラショーの感想を(後でfffのキャスト感想を上げる予定だけど、それは気にしちゃいかんよ)。

 

いや、最初はサヨナラショーの感想なんて書くつもり無かったです。だってサヨナラショーって基本的にはサヨナラショーのメインとなる人達のファンサービスアイテムで、基本的にはありあわせの衣装に、過去の出演作品からの継ぎ接ぎになるだけだから。

例えば本人の過去作品をベースに、「別離」という作品を作り上げたタータンさんのサヨナラショー、「朝海ひかる」という作品を作り上げたコムちゃんのサヨナラショー、を作り上げちゃったオギーは別格としても、稲葉くんが作ったまぁくんのサヨナラショーとか、藤井ちゃんが作った美弥ちゃんのサヨナラショーとかはまだ出来が良いほうだけど、やっぱりサヨナラショーってその人のファン、少なくともその人の作品をある程度観てこないと面白くないよな、ってもんだと思うんですが。

ひっくり返してきやがりましたよ、生田大和!

(言葉遣いが汚いです)

 やばいです、ひっさびさに作品として仕上がっている作品を(ってかリアルタイムでは初?)に観ちまった…。

あんまりこの手のネタバレを気にしないので、セトリも事前に知ってはいたのですが、やっぱり生で観ると(というか配信だけど)、衝撃が違う。

では早速セトリに則って。

 

1.ドン・ジュアン悪の華

来ました!生田くんがサヨナラショーの演出に関わってこの作品が出てこないわけがない。

しかも扮装付き!

この作品生で観て、しかも大好きな人間からしたらこれだけでもう大興奮!涙ちょちょぎれちゃう。しかも煌羽くんのアンダルシアの美女まで忠実再現…はぁ〜ため息しか出ない。

知ってるんです、煌羽くんの登場シーンは本来次の「快楽」のシーンなの(私、この曲も好き〜)。でも煌羽くんをここにねじ込んだのは、煌羽くんに花をもたせてくれた、生田くんのサービス(そして、お前は大劇場の床に彩風咲奈を床ドンさせたかったんだろ?ww) 

このシーンに当時最下で入ってたあがたがメインポジで踊る、その時の流れも感慨深いですが、その感慨深さを感じてる暇がないくらいあがたがエロいんですけどー!?何事!?東京の千秋楽なんか、腰使いが大概にエロすぎて、誰にそんなイケないことおそわったのー!?って全力で聞きに行きたくなりました(全力の迷惑その3)。

 

2.ドン・ジュアン「Aimer」

来ました!興奮ポイントその2!(早い)

私ね、今回トップコンビ退団だから多分無理だろーなーと思ってたんだけど、できることならドン・ジュアンの中から1曲、みちるとデュエットしてほしかったんです。

流石にデュエットではなかったですが、「Aimer」のバックダンサーに選ばれてる…。しかも、さすが生田くんだけあって、3人のバックダンサーのセレクトも意味ないものじゃないんです。

みちる…マリア。「ドン・ジュアン」における「愛の報いの女」

ひーこちゃん…騎士団長の娘。「ドン・ジュアン」における「愛に呪われる要因となった女」

あゆみお姉さま…同期愛(笑)。

あゆみお姉さまだけメタな理由になってますが、残り二人はちゃんとドン・ジュアンに所縁のある女、しかもかなり重要ポジの女性二人、ってことで、これがもうめっちゃ興奮する。退団するひーこちゃんに花をもたせてあげることになってるし、この作品でヒロインやって、2番手娘のひとりでもあるみちるの顔も立ててくれる、あ〜マジ生田くん感謝です。

 

3.琥珀色の雨に濡れて「シャロンのテーマ」

これ入ってたのは正直びっくり。でもドリタイで思い出深いみたいな話してたし、たしかに前ちょろっと観たとき、私がそれまで知ってるシャロンとは少し違う役作りしてて新鮮だった記憶があったので、印象的ではあった。こちらも衣装あり。

 

4.琥珀色の雨に濡れて「クロードとルイ」

 こっちは入ってるかな、と思ったんだよね。退団するだいもんとなぎしょの共演したものになるし、なぎしょの2番手ポジの作品なので。関係ないけどこの曲って初演もあったのかな?まだちゃんと初演を観てないんだけど、この曲ってすごい正塚臭がするんだよね(笑)。だから再演以降の曲なのかと勝手に。衣装はなぎしょはルイっぽい黒タキ、だいもんはなぜかのワンスのヌードルス若い頃。(全鬘からの早替りのせいか、だいもんの頭がすごいつるーんとしてて可愛いんだよね、ここww)

 

5.凱旋門「酔いしれて」

からの隙間なし凱旋門!ここの音楽の使い方、キャストの入れ替わり方がまさに天才かと。マルクス・マイヤーの煌羽くんは本公演時にもすごいかっこよかったので、良い見せ場。まちくんに含みはないが、ここを観るとひとこ〜(涙)ってなる(個人的事情)。再演凱旋門は正直使用曲に物申したい部分が多数あったので、その中で数少ない初演時からの使用曲であり、なおかつオシャレなこの曲を使ってくれるのはさすがの生田くんだわ(ここで「おとことお〜んな〜」とかやられたら私マジどうしようか、と思ったわ)

衣装も、煌羽くんとまちくんは凱旋門の衣装。

 

6.ONCE UPON A TIME IN AMERICA「愛のひとひら

きた!私の最大の興奮ポイント!

(だから早い)

ここのためにサヨナラショーのブルーレイを買ったと言っても過言ではない…!

そしてだいもんが若いときのヌードルスの衣装を着ていた意味がようやく分かる…!

だって、まあやちゃんまで、若いときのデボラの衣装、髪型で出てくるんだもん…!

しかもただの若いときの衣装じゃないのよ、「いい夢だけを」のシーンの衣装なの。二人の人生の中で一番輝いていて、恋愛の部分でも一番幸せな時間なの。その時間の衣装を着て、髪型で、色々と悲しみを経験した、色々なことを諦めた、そろそろ人生の下り坂に向かっていく時代の曲を歌うんだよ…!!サヨナラショーなのに、こんな苦しいことある?ヤバい!好き!萌える…!いや、これ凡人なら絶対「愛は枯れない」をセレクトしてくるところなんですよ。そこでこの曲を、この衣装で!セレクトしてくる生田くんのセンスですよ!(や、「愛は枯れない」も好きだけど)

個人的好みとしては「真夜中にひとり」とか「バラと王冠」も歌ってほしかったけど、もうこの演出一つで、「愛のひとひら」で間違いない、と思いましたね。

 

7.SUPER VOYAGER!「アンダルシアに憧れて」

はい、ここ神ポイント!(そればっかりじゃない?)

ここも拍手無しでワンスっぽい間奏からそのまま「アンダルシア〜」に突入するんですよ!

もう曲のつなぎが天っ才…!

衣装がね、本公演時の柄柄したシャツとジャケットもカッコいいんだけど、サヨナラショーはバックダンサーは黒シャツ…!これもカッコいい…。バックに流れるバラの映像も本公演時とちょっとテイストが変わって見えたんだけど気のせい?

個人的にムラの千秋楽のジャケットと愛を語るあがたがたまらんです。

(あと、ワンスにおいてヌードルスのとっときの衣装であるあのスーツは、踊りやすいんだろうか?(笑))

正直ここまでの流れはサヨナラショーじゃない気がする(笑)生田くんのなんか別なショーな気がするわ(笑)

 

8.春雷「黄金の翼」

ということでここからが私にとってのだいもんサヨナラショースタート(笑)。

なぎしょもサヨナラショーらしい白いきれいな衣装をまとって登場。

春雷に関しては実はまだちゃんと観たことはなくて、タカニュで流れを観たっきりなんだけど、あれの絵面の美しさは半端なかったよなー。昔の美少年キャラななぎしょが大好きだったので、なんともしんみり。

 

9.”D”ramatic S !「Dancing in the Dark」

これも想定外のセレクト!そして歓喜

このデュエットダンス、大好きなんだよねー。生では観てないんだけど、タカニュでTCAミュージックの宣伝で流れているのをたまたま聴いて、「Dancing in the Dark」がもともと曲が好きなんだけど、これがまたアレンジといい、衣装といい、好みドンハマりなんだよね。今回、シルクロードのデュエットダンスのまあやちゃんのドレスが丸っとこちらのドレスと形が一緒とのことで、もうどちらもきれいでいいんだよなー。

 

10.壬生義士伝「石を割って咲く花」

ここでこの曲!こーれーはークる!

壬生義士伝自体が大好きで、またこの曲が大好きなんだよ〜。

流石に和装ではなく前のシーンの紺の衣装のまま。

 

11.Gato Bonito !! 「Gato Bonito !!」

今回の退団者コーナーはこちら。さきなの初登場シーンもこれ。

 

12.ファントム「Home」

はい、絶対に入っていると思ってましたその1。

考えてみれば、花組時代にお遊び的なデュエットを一度この曲でやって、数年後に別の組でトップコンビとして組んで、公演で実際にやるようになる、って誰も想像しないような運命だよな、ってしみじみ思う。そして歌うまコンビだからって安易にエリザベートとかを上演演目として選ばなかった雪組プロデューサーには心から感謝したいわ。

だいもんとまあやちゃんはおそらくこちらが退団者用のおニュー衣装。すごいきれいな衣装だけど、今後の使用にあたってはすごく汎用性の低い衣装だよな、とww

 

13.ひかりふる路「ひかりふる路」

絶対入っていると思ってましたその2。

私の予想ではサヨナラショーのオープニングだと思ってたの。作品中でもオープニングだし、あのキラキラした前奏はサヨナラショーのオープニング向きでしょう。

願わくばフルコーラス、かつこれも衣装ありで観たかったけど色々の制約で短縮版・サヨナラショーの定番、みんながコーラスしながら白燕尾・白ドレスで登場、という形に。

ひかりふる路は実は生で観ているときはそこまでドンハマりしなかったんだけど、千秋楽のライビュですごい勢いでハマってしまい、何回も録画を観ているうちに大好きな作品に。今ではワイルドホーンの作品の中では一番好きかもしれない。

 

14.SUPER VOYAGER ! 「DIAMOND SHOW TIME -SHOW MUST GO ON-」〜

Music Revolution ! 「Music is My Life」

出ました!最後に怒涛の神展開!や、この2曲自体は入ってくるだろうな、と思ったけど、音楽アレンジがすごすぎる!やぁ、あんなつなぎ方、できるんだね。そしてあのつなぎ方、サヨナラショーで許されるんだね。雪組子でワラワラしていることよりも、あの展開の仕方に泣けたわ。

 

全面的に生田くんのだいもんへの強烈な愛を感じたサヨナラショーでした(笑)。

そしてある意味このサヨナラショー、たまきちのタイミングでやられなくてよかったわ(笑)。

こんなクオリティのサヨナラショーやられたら確実に私、死ぬ。

 

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