Reikaの徒然草(改)

つれづれなるままに…ヅカ感想メインのブログ。ヅカ以外のことも語るよ。

今日も元気にお腹を抱えて私も生きていくよー潤花退団ー

大変に申し訳ないのですが、彼女を初めて知った頃はここまで好きになろうとは思ってもみなかったのですよ。

初見はタカラヅカニュースでのひかりふる新公映像ですね。恐らくは大人っぽいビジュアルゆえに、そして本役であるところのまあやちゃんとの顔立ちの違いゆえに宝塚メイクと相性がいささか悪く、正直何をもって推されたのかが分からなかったのです(当時)。

そして東京新公前のタカラヅカニュースインタビューで見た、可愛い美人な女の子にぶったまげさせられるという(笑)。え、あれ同じ子?マジで?そりゃ研2でも推すよ劇団。クソ舞台度胸の美人なんて劇団が一番好んで推す子じゃないか。

そして私は同じ過ちを「凱旋門」新公でもやらかす(笑)。そして当時私の一番の注目の若手だったあがたと素化粧であっちこっちに出まくって、そのビジュアルのあまりの華やかさに目が潰れる。ハリゴシの時も悪い評価をしてなかったので多分既に「嫌いではない」に入ってたんだろうな

 

reika-warawara002.hatenablog.com

ただ、当時咲奈と芝居の波長がしっくりしていたか、というとそれは正直「?」なところもあり。コロナ禍前の話であり、あのまま普通のスケジュール感で、当時予想されていたように咲奈の相手役になっていたらここまで夢中になっていたかはわからないです。

そして劇団も同じように考えたのか分かりませんが、確かワンスの公演中くらいに組替えのお知らせ。この時も咲奈と二人写りのポスターが出されるくらいの最強待遇を受けていたので正直びっくりで。また当時はまさかまかまど解体になると思わなかったし、102期絶対枠はまずなこちゃんで解消したと思ってたんで、潤花ちゃんも結構な瀬戸際に立たされてるのかしら、と勝手に思ったり(だってまさか、宙組があんなに手塩にかけて育ててきたまどかちゃんを、ああもあっさり他所に手放しちゃうなんて思わないじゃないですか。)

そんな組替えを控え、なおかつ公演中止期間を経ての「Music Revolution」のにゅーすぴりっとボレロはそもそも作品が論外なので横においておく)
ハバナのシーンのブルーのドレスでの、オノコたちを引き連れてのオトコマエなダンス。裾捌きも見事ながら、もしかして、こういう方向性に進んだら私すごい好きになるスターさんになるかもしれない、というかすかな予感が。

そしていざ組み替えしたら、案の定真風とは絵柄の合いっぷりが神がかっていて、正直観たい真風をようやく観られた気がするのも事実。そして潤花ちゃんも不思議とトップ娘役という立場になってからの方がどんどん垢抜け、メイクダウンすることもなくなり破格の美女に。

そしてただ見た目がよくなるだけじゃなく、お芝居も一気に上達し、魅力的に。
特に「シャーロック・ホームズ」のアイリーンはお披露目にして早速の当たり役で!!魅惑的で聡明な謎めいた美女、でもホントは誰かにすがりたい、頼りたいと思っている女性の役作りがほんとに絶妙で!

そしてデリシューのデュエダンのドレスさばきの優雅さ、フォレ・ノアールのシーンのダンスの見事さ、すっかりうっとり。それまで買ったことがほとんどなかった潤花ちゃんの舞台写真を(特にアイリーンの写真は)全買いするくらいにはハマった。

そしてネバセイ。私あの作品自体は、ジョルジュに最大地雷を踏み抜かれてるので苦手なんですが(←)潤花ちゃんのキャサリンは自立した聡明な女性であり、とても魅力的だった(それと同時にあれくらいの曲の転調が許されるなら、ファルセットが出なくても地声の美しい娘役を優遇してよ、と(要はうららちゃんがトップ娘役になれなかった恨み節ww)。

閑話休題
FWMも宝塚らしいシーン、現代風のシーン、(そして可愛い可愛い男役姿も)、どれも魅力的でしたし、ハイローの宣伝シーンでその場にいた誰よりも男前にダンスしてたことに私は密かに爆笑していましたがww。そして話題になっていた爆笑MCコーナー(笑)。まぁ、雪ヲタではあるので潤花ちゃんのキャラがもともとぶっ飛びちゃんであったのはなんとなく知ってはいたのですが。トップ娘役になってからのお正月ニュースも大騒ぎだったし(笑)。でも
萎縮したり大人になったりするどころか野放図になるとは誰も思わないじゃん?(笑)

その野放図っぷりは更にグレードアップしまして(笑)。あいにくイズムはチケットが取れなかったのでLVでの観劇となりましたが、表題の伝説ソング&ダンスを残しまして(爆笑)。やー私元気ほしいときはいつもこれ思い出してますよ(笑)。

 

潤花ちゃんって、雪組時代は割とオンのときにあのキャラクターがそのまま出ている感じがあって(特にショーのときとか)まぁそれはそれで若い娘役さんだし、可愛いとはおもってたけどそんなに強く惹かれるところはなくて。
だけど宙組に行って(地の性格はともかく笑)大人になって、スターとしてのほんのちょっとの翳りのようなものを身に着けた途端、オンとオフのメリハリがついてものすごく魅力的に。

最後に。トークをちょいちょい聞いているとあ、多分色々物はしらないんだろうなぁ(苦笑)となる危なっかしいタイミングはちょいちょいあったんですが。でも、イズムの頃に起きた件のセンテンス・スプリングの件(正しくは書いてやりたくない笑)で、真風が説明をしようとしたときの前フリで。相変わらずのちょっとした不思議ちゃん振りを発揮しつつも妙に悲観的になりすぎることもしおらしくなりすぎることもなく、その上で自分の品位を落とすこともなく誰をも傷つけない対応をして、真風の説明に更に強い裏付けをした(事の真偽はこういう話の場合、言った言わないの話になる悪魔の証明なので、よほどのはっきりした証拠を出さない限り嘘とも真実とも断言できないので、ここで明言するのは避けます)。その振る舞いの点において、彼女は非常に聡明で育ちがよく、上品な人なんだな、と。まさに宝塚の「清く正しく美しく、そして朗らかに」を体現した素晴らしい娘役だったと思います。

 

明日、4月17日、本拠地にサヨナラを告げる大輪の華のラストを見守りたいと思います。

 

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