Reikaの徒然草(改)

つれづれなるままに…ヅカ感想メインのブログ。ヅカ以外のことも語るよ。

ぽんぽこ村のまあやちゃんとの別れー真彩希帆 退団ー

どわー、私書きかけを下書き保存したはずなのに、消えてるだとぅー!?
くそっ、前回どこまで書いたか忘れたよ…。

まあやちゃんを初めて認識したのはいつのタイミングだったかな。
「Mr.Swing!」で初ソロをもらってるのも、「エリザベート」でシャンプーの成分を歌ってるのも(笑)生で観ているはずなんだけど印象にない…。
そのころネットでやたら歌うまと騒がれていたので、組替え前に名前は知っていた状態。だけど上記の通り生で聴いていたタイミングでは特に印象に残っていなかったので「へーほーふーん」状態(笑)いや、そこそこまじめに合唱でソプラノをやっていた人なら分ってもらえると思うんだけど、娘役の歌はほぼ自力で歌えてしまうので(笑)、男役の歌うまよりは点数が辛くなるというか、ほんとに歌うまなのか正直判断しづらくなる、っていう嫌な経歴の持ち主なので私(笑)。自分には絶対出せない歌声で歌える、っていうのが娘役の歌うまか否かを判断する基準かな、基本的には。それ以外だと芝居歌が歌えるか、とか、そういう部分もあるんだけど。今まで掛け値なしで上手い、と思った娘役は路線ならかなみん、路線外なら美々杏里様と美穂姉さま、宙組のりりこかなあ。ああ、あと数は聴いたことないけど大昔なら峰丘奈知さんとか…。(出雲綾さんももちろん歌うまだと思うけど、自分に出せない歌声っていう点では美々杏里様や美穂姉の方が強い)

話がそれた。いまはまあやちゃんの話。
星組に来てもまあやちゃんに関してはいまいち認識ができず。ちえの退団の時は何とか手に入れた1回だったのでとーぜんながらまあやちゃんに関してはほとんど見ておらず、その後のみっちゃんのタイミングでもあまり認識できず。新公はニュースで見ていたけど確かに上手いなーっていうレベルでの認識。全体が観られないからね、しょうがないっちゃしょうがないんだけど。また、星組時代のまあやちゃんはこれでもかっていうぐらい外箱に関しては、私が行かない(行けない)公演にばっかり出るので、せっかく活躍していてもちゃんと認識できない。
そんな中でやっとこ真彩希帆っていうスターを認識できたのは、実は「鈴蘭」の突撃レポ。最近の娘役さんには珍しい、落ち着いた声、はきはきとした話し方と物腰、娘役としてどう、っていうより一人のスターさん、役者さんとして好印象を抱きました(笑)。いや、ちゃんとした1人の大人の女性として話せる娘役さんって好きなんですよ(この場合の大人はアダルトなって言う意味じゃなくて、普通に大人ってことね)。なんかブリブリすること、可愛くすることが娘役力って勘違いしている子が増えてきている気がするんですが(いや、ある程度身綺麗にすることはもちろん大事だけど)、それ以前にきちんとした話し方・立ち居振る舞いを身につけようよ…と思うことが最近多いのです…。ブリブリで可愛いのか、素で天然で可愛いのかってある程度見ているとわかるしね。まぁブリブリも職人技級に究めればそれはそれですげえってなるけどw

で、無事に真彩希帆というスターを認識出来たところでとーとつな雪組へのお嫁入。だいもんのくんだりでも書いたけど、だいみちに萌えていて、だいみちで組んでほしいなぁーなんてぽやんと考えてたところのお見合い話というか、政略結婚話というか、実は子供の時から許嫁は決まっていたのよ、みたいな…(笑)。だもんで、まあやちゃんがどうこうはなかったけど、じみーにショックだったり。まあやちゃん、という子は認識できていても、スターさんとしてどんな子なのか、っていうのは未だ分からずじまいのまま桜華を観劇。
まあやちゃんが何の役をやるのか、認識してから行ったはずなのに、とっぱしに歌の技量がものすごくよくわかるような歌も歌っていたのにやっぱり認識できないまま…どうも、肝心の舞台人としてはどーなの?っていう部分が全く把握できないまま雪組へようこそ、となったわけで。

で、いざ幕末太陽傳を見てみた結果…
もしかして、お芝居あまり得意でない?
なんだろー、桜華の時にはあまり感じなかった引っかかりを感じて、もしかして芝居が得意ではないのか、という印象を抱きました。
(まあ、桜華自体脚本取っ散らかってるわ、演者の芝居もいろんな方向に取っ散らかってるわで、作品としてまとまってた印象があまりないんだよな。なんとかふつーに芝居をしていたのがふうちゃんとまことちゃんとまあやちゃんだったので、上手い下手を問う状態じゃなかったのかも…)
歌は、まあ声はきれい、普通に上手に歌ってますね、という感じで、まあちぎみゆのサヨナラということもあって、派手な見せ場もないので、余計ずば抜けた歌うまだよ、っていう前評判が良く分からなくなってしまったのでした。

ずば抜けた歌うまだよ!っていう満塁ホームランをかまされたのは、多分たまたま見た花エリザの新公かなあ。これまで「これが真彩希帆です!」って聴かされていた声とは打って変わった歌声がマダム・ヴォルフの歌で聴かされて、その声のコントロール力に舌を巻いた。
もしかしたらこの子、すげーヤバいくらい歌が上手いんじゃないの、って遅まきながら気づいたタイミングでの「ひかりふる路」の観劇。
東京公演で、まあやちゃんの声の調子がよろしくなくなっているタイミングでの観劇だったけれど、あの幕末太陽傳での芝居が嘘のように、芝居の世界に引き込んできた。
え…嘘…なんか信じられないくらい芝居が上手くなってるんですけどー!?
いや、芝居はもしかしたら雪組にきてから格段に上手くなったのかもしれない。だけど、歌に関しては、これまでまあやちゃんの実力をフル稼働させられるものが何もあたってなかったんだ!と脳天に気持ちよーく一撃。

以来すっかりまあやちゃんのファンに。凱旋門は当初儚げな美女のイメージがどうにも浮かばなかったけど、演技力でカバーして、悠様との年齢差も埋めるべく努力する様にプロ意識を感じたり。
ファントムのクリスティーヌで、歌の力で人をひれ伏させるってこういうことを言うんだ、っていうのを強く実感したり。
20世紀号に乗って、では「もう上手いです。本当に上手いです。今まで疑ってすみませんでした」ってなるぐらい歌うま真彩希帆爆発だったし。
辛抱どころだったけど、壬生義士伝は今のトップ娘陣でまあやちゃんじゃなかったらあの2役は難しかっただろうし…。
あとで書くけどワンスはほんとーに見事すぎだし…。

でも、一番好きだったまあやちゃんはさきなのブリドリで男役たちを差し置いて誰よりもイケメンで男前だったことかもしれない(爆笑)基本的に自分の足で立てる、古参のヅカファンからは「可愛げがない…」って言われそうなタイプ、割と好きなので(笑)。娘役の男前っていうのも塩梅が難しいところで、人としてのかわいらしさ、愛嬌はなくしてはいけないと思うんだよね。その辺、ウメちゃんとかふうちゃんとか、まあやちゃんは塩梅が絶妙だと思う。

あ、タイトルに関しては、我が家でのまあやちゃんは可愛い子ダヌキ認識なので(笑)。ぽんぽこ村のまあや子ダヌキ、と時々ふざけて呼んでおります(笑)。
そんな可愛い子ダヌキなところも含めて、実はだいもんよりファンかもしれない。
その相性の良さから、咲奈と組んでくれてもいいなー…ってちろっとも思ったけれど、やっぱり添い遂げる道を選ぶよね…。

くーみんと生田くんなら、きっとまあやちゃんにもいいようにしてくれると思うので、不安はありませんが、でもやっぱり寂しいです。